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初心者向け!不動産売却の流れと成功のコツを解説

初心者向け!不動産売却の流れと成功のコツを解説

不動産売却を初めて検討している方にとって、手続きや注意点が分からず不安に感じることも多いでしょう。本記事では、不動産売却の基本的な流れを初心者向けに分かりやすく解説します。物件の売却をスムーズに進めるためのポイントや注意点もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!

1.不動産売却の基本的な流れ

 不動産売却を初めて検討している方にとって、全体の流れを理解することが成功の第一歩です。基本的な流れは以下の通りです。

まず、売却の目的を明確にし、不動産会社に査定を依頼します。
複数の会社に査定を依頼することで、適正価格を把握できます。
その後、媒介契約を締結し、売却活動を開始。不動産会社が広告や内覧を通じて購入希望者を見つけます。
購入希望者が現れたら条件交渉を行い、双方が納得したら売買契約を締結。
最後に、残金を受け取り、物件の引き渡しと所有権移転登記を行って完了です。

各ステップで不動産会社と連携し、計画的に進めることでスムーズな売却が実現します。

1-1 不動産売却を始める前の準備

 不動産売却を成功させるには、事前準備が大切です。まず、売却理由を明確にしましょう。「住み替え」や「資金調達」など目的がはっきりすると計画が立てやすくなります。次に、地域の不動産市場を調査し、物件の相場価格を把握することが重要です。不動産ポータルサイトや査定サービスを活用して、近隣物件の価格や需要傾向を確認しましょう。また、物件の状態もチェックし、修繕が必要な箇所を事前に整備することで印象が良くなり、売却がスムーズに進む可能性が高まります。

1-2 不動産査定の依頼方法とポイント

 不動産査定は、売却価格を決める重要なプロセスです。査定には、机上査定(簡易査定)と訪問査定の2種類があります。机上査定は手軽ですが精度は低く、訪問査定は現地の状態を反映するため正確な価格が分かります。査定依頼は会社の規模で判断せず、売却に特化した地域の不動産事情と相場に詳しい不動産会社がおすすめです。また担当者の対応や実績、売却プランを確認することが大切です。


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2.不動産売却に必要な書類と手続き

 不動産売却をスムーズに進めるためには、必要な書類と手続きを事前に把握しておくことが重要です。必要書類は法務局や市区町村役所で取得となります。手続きの流れは、査定から始まり、媒介契約の締結、購入希望者との交渉、売買契約の締結、引き渡し、所有権移転登記で完了します。
 各ステップで不動産会社に相談し、必要な書類を適切に準備することで、手続きを円滑に進められます。

2-1 必要書類一覧と取得方法

 不動産売却に必要な書類は、物件や手続きの進行に応じてさまざまです。一般的には、登記簿謄本(登記事項証明書)、固定資産税納税通知書、購入時の契約書や重要事項説明書、土地測量図や境界確認書(土地売却の場合)が必要です。これらの書類は法務局や市区町村役所で取得できます。書類に不備があると手続きが遅れるため、早めの準備が重要です。購入時の書類を紛失している場合は、不動産会社や自治体に相談して再発行手続きを行いましょう。

 登記簿謄本(登記事項証明書)、土地測量図、公図は法務局、多くの不動産会社はインターネットを利用して取得できますので依頼する不動産会社にお願いしましょう。また、売却物件の評価額や固定資産税額の書類(評価・公課証明書)は委任状でも取得可能により、これも依頼する不動産会社が取得できます。
 ちなみに当社・八幡地所株式会社は法務局での書類はインターネットで取得、市役所の書類は全て委任状で取得を全てのお客様に対応しております。

2-2 売却手続きの全体像

 不動産売却の手続きは大きく3段階に分かれます。まず、査定と媒介契約の締結で売却活動を開始します。次に、購入希望者との交渉や内覧対応を経て売買契約を締結します。契約時に売主から買主へ物件の状況を説明する書面として物件状況確認書、建物の場合は付帯する設備の状況を記載した書面の付帯設備表も提示します。最後に、残金の受領と所有権移転登記を経て物件の引き渡しを行います。全体の流れを把握し、不動産会社と相談しながら計画的に進めることで、トラブルを防ぎスムーズに手続きを終えられます。


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3.不動産売却の費用と税金の基礎知識

 不動産売却には、仲介手数料や登記費用、測量費用などさまざまな費用が発生します。税金では「譲渡所得税」が重要です。譲渡所得税は、不動産を売却した際の利益(譲渡所得)に課税されるもので、売却価格から購入時の価格や諸経費を差し引いて計算します。所有期間が5年以下の場合は「短期譲渡所得」となり、税率が高く(約39%)、5年以上の場合は「長期譲渡所得」となり税率が低くなります(約20%)。

3-1 売却にかかる主な費用

 不動産売却では、いくつかの費用が発生します。主なものは、不動産会社への仲介手数料、登記費用(抹消登記など)、場合によっては測量費用や修繕費です。仲介手数料は「売却価格×3%+6万円+消費税」が上限とされています。また、引き渡し前に固定資産税や管理費を日割りで精算することもあります。費用を事前に見積もり、売却利益がどの程度残るかを把握することが重要です。不動産会社に内訳を確認して、適正価格かどうかを検討しましょう。

3-2 知っておきたい税金の種類

 不動産売却時に注意が必要な税金は主に「譲渡所得税」です。売却で得た利益に対し課されるもので、所有期間が5年以下の場合は短期譲渡所得税、それ以上は長期譲渡所得税として税率が異なります。また、固定資産税の精算も関係してきます。譲渡所得税を軽減できる特例や控除(例えば、居住用財産の3000万円特別控除)もあるため、税務署や専門家に相談しながら手続きを進めると安心です。


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4.不動産売却の成功に向けたポイント

 不動産売却を成功させるには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。まず、適正な価格設定が鍵です。地域の相場や物件の特徴を考慮し、不動産会社と相談して現実的な価格を設定しましょう。内覧時には物件を整理整頓し、清掃を行って好印象を与える準備を整えます。
 また、広告や販売活動において物件の魅力を最大限アピールすることも重要です。信頼できる不動産会社を選び、プロのサポートを受けながら進めることで、スムーズで効果的な売却が実現します。

4-1 購入希望者との交渉術

 購入希望者との交渉は、売却を成功させるための重要なステップです。まず、希望条件を明確にし、柔軟に対応する姿勢を持つことがポイントです。また、価格交渉においては、希望価格と譲れる最低ラインを事前に設定しておくと安心です。相手の要望を聞きつつ、自分の主張も論理的に伝えましょう。必要であれば、不動産会社の担当者に交渉を任せることで、感情的な対立を避け、円滑な話し合いを進められます。

 売主様ファーストの当社・八幡地所株式会社は売主様のご希望を組み込んだ売却プランに基づき、売主様のご希望を最優先に交渉を行っております。

4-2 売却を早めるための効果的な対策

 物件を早く売却するためには、内覧時の印象を良くすることが重要です。清掃や整理整頓を徹底し、明るく広々と見せる工夫をしましょう。また、広告の見せ方も効果的です。物件の魅力や周辺環境の利点を写真や説明文で強調することがポイントです。さらに、価格設定を市場の相場に合わせて適切にすることも大切です。不動産会社と相談し、ターゲット層に響く販売戦略を立てると成功しやすくなります。

 当社・八幡地所株式会社はポータルサイトへ掲載する写真もこだわりを持っております。建物であれば居住中と空き家の撮影する写真の工夫、土地であれば建築するイメージを持てる写真など、それぞれに応じた写真の掲載を実践しております。

5.初心者が注意すべき不動産売却のトラブル

 不動産売却にはさまざまなトラブルが潜むため、初心者は特に注意が必要です。契約書の内容を十分に確認しないまま進めると、後で不利な条件に気付くケースがあります。契約前には専門家にチェックを依頼し、不明点を解消しましょう。
 また、物件の瑕疵(欠陥)を隠して売却すると、後日買主から損害賠償を請求されるリスクがあります。物件情報は正確に開示することが大切です。さらに、不動産会社選びで失敗すると不十分なサポートに悩まされる可能性も。
 複数社を比較し信頼できるパートナーを選びましょう。

5-1 契約トラブルを防ぐ方法

 不動産売却での契約トラブルを防ぐには、慎重な準備と確認が欠かせません。まず、物件の状態や権利関係について正確な情報を提供しましょう。瑕疵(かし)や問題点があれば事前に開示し、後のトラブルを防ぎます。また、契約書の内容は必ず細かく確認し、特に手付金や引き渡し条件などの取り決めは慎重になりましょう。
 さらに、買主とのやり取りは書面で記録を残し、口約束を避けることが重要です。冷静な態度を保ち、双方が納得できる形で進めましょう。不動産会社が取り持ち業務を行う為、不安やお困りな事は早めに伝える事も重要です。

5-2 信頼できる不動産会社の選び方

 信頼できる不動産会社を選ぶことは、売却の成功に直結します。選ぶ際は、実績や口コミを調べるのがおすすめです。特に、地域に強い会社はターゲット層を把握しており、販売活動がスムーズです。また、担当者の対応や提案力も確認ポイントです。契約内容や手数料の説明が明確で、こちらの意見を尊重してくれる会社、最適なパートナーを選びましょう。


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6.まとめ

 不動産の売買、売る方も買う方も何度も経験する方は少なく、住み替えのように購入2回売却1回までと感じます。特に不動産の売却は購入より複雑な失敗したくないと皆さん思っております。その為、依頼する不動産会社と担当者の選定は重要です。
 複数の不動産会社に査定を依頼して対応を見比べる事、実績や口コミを確認のうえ地域密着型の会社や実績豊富な大手など、自分のニーズに合った会社を選ぶことが成功の鍵です。その中で気を付けていただきたい事は査定価格だけで決めない事です。根拠のない過剰な価格設定は不動産会社の利益優先と売却期間が長引く原因となることがあります。

 売却の販売戦略として売却プランが整っているか、根拠のある査定額であるか、売却に特化した不動産会社かつ実績がある担当者であるか、まずはこの3つを優先的に選定される事をおすすめします。

 千葉県流山市を中心に東葛エリアで売却のご相談でしたら、売主様ファーストの売却プランをご提供する正直がモットーの八幡地所株式会社 代表取締役の渋谷へご相談くださいませ。

八幡地所株式会社<br>代表取締役 渋谷秀昭

八幡地所株式会社
代表取締役 渋谷秀昭

Hideaki Shibuya

購入した自宅を売却の際、不動産売買に興味を持ち実体験を活かしたく不動産業へ転職。売買専門の仲介会社、建売分譲会社で不動産売買の営業スキルを習得後、地元の流山市で地域密着会社として父が起業した八幡地所株式会社へ移る。
更なる流山市の発展に貢献できるよう現在は代表取締役として不動産売買の宅地建物取引業をメインに建設業・損害保険代理業を勤しむ。なかでも不動産売買の相談や売買にまつわるお金に関するプランニングと総合的な生活設計を行うプランニングに注力しております。

【保有資格】
●宅地建物取引士
●相続鑑定士
●2級ファイナンシャル・プランニング技能士/AFP
●2級建築施工管理技士
●住宅ローンアドバイザー
●賃貸住宅管理業業務管理者
●損害保険募集人(火災・自動車・傷害)

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