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マンションを売却する前に必ず確認すべき準備事項

マンションを売却する前に必ず確認すべき準備事項

マンションを売却する際、最も大切なのは「売却前の準備」です。事前にやるべきことを押さえておかないと、売却価格が下がったり、売却期間が長引いたり、余計なトラブルを招いてしまうことがあります。特にマンション売却を初めて検討する方にとっては、どこから手を付ければよいのか分からないことも多いでしょう。本記事では、マンションを売却する前に必ず確認しておきたいポイントを、専門的な視点から分かりやすく解説します。

1. マンション売却前の基礎準備

 マンション売却を成功させるためには、まず売却プロセス全体の理解が不可欠です。不動産取引では「媒介契約」「重要事項説明」「売買契約締結」など法的効力を持つ手続きが連続します。そのため、登記簿謄本や管理規約、修繕積立金残高証明書といった必要書類を事前に整理しておくことが重要です。また、司法書士や税理士といった専門家との連携を想定しておくことで、売却後の引渡しや精算を円滑に進められます。

1-1 マンション売却の流れを理解する

 マンションを売却する前に、全体の流れを理解することが重要です。一般的な流れは、
①不動産会社に相談 → ②価格査定 → ③媒介契約 → ④販売活動(広告・内見対応)→ ⑤売買契約 → ⑥引き渡し → ⑦精算
といったステップになります。これらの流れを事前に把握しておくことで、売却までの期間や必要な手続きのイメージが明確になり、焦らず準備を進められます。

1-2 売却に必要な書類を確認する

 マンション売却では「登記簿謄本」「権利証(登記識別情報通知)」「管理規約や修繕履歴」など、必要な書類が多数あります。これらは売却手続きや買主への説明に欠かせないため、事前に整理しておくことが大切です。特に、住宅ローンが残っている場合は金融機関との調整も必要になるため、早めに準備しておきましょう。

2. マンション売却の相場を調べる

 売却戦略を立てるうえで、マーケットリサーチは必須です。成約事例データベース「レインズ」や公示価格、基準地価などの客観的指標を参照することで、適正な売却価格を見極められます。
また、周辺マンションの取引動向や坪単価を分析し、需給バランスを踏まえて査定額を調整することがポイントです。単なる希望価格ではなく、市場性と資産価値に基づいた売却価格の設定が成否を分けます。

2-1 周辺マンションの売却事例をチェックする

 マンションを売却する際には、まず「相場感」を掴むことが欠かせません。周辺エリアで実際に売却されたマンションの成約事例を確認することで、自分のマンションがどのくらいの価格帯で売れるのか予測できます。国土交通省の「レインズ」や不動産ポータルサイトで公開されている取引事例は、信頼できる参考データです。

2-2 マンション売却価格の目安を把握する

 売却相場は立地条件、築年数、専有面積、階数、管理状況などで大きく変わります。たとえば、同じエリアでも「駅徒歩5分のマンション」と「徒歩15分のマンション」では、売却価格に数百万円の差がつくことも珍しくありません。まずは相場の目安を把握し、希望価格と実際の市場価格のギャップを埋める準備をしましょう。

3. マンション売却に向けた資金計画

 マンション売却に伴う資金計画では「譲渡所得税」「住民税」「復興特別所得税」などの課税関係を理解する必要があります。売却益が発生する場合、所有期間5年を基準に「短期譲渡所得」「長期譲渡所得」で税率が大きく変動します。また、住宅ローン残債がある場合は金融機関と抵当権抹消の調整が不可欠です。売却後の資金繰りを安定させるため、諸費用の概算を算出し、キャッシュフローを明確にしておくことが重要です。

3-1 売却後にかかる税金と費用を把握する

 マンション売却には仲介手数料、印紙税、登記費用、場合によっては譲渡所得税がかかります。特に譲渡所得税は売却益が出た場合に課税されるため、事前にシミュレーションしておくことが大切です。また、マンションの売却時期や所有期間によって税率が変わるため、専門家に確認しておくと安心です。なかでも居住用財産の3,000万円特別控除は重要な項目ですので売却を依頼する不動産会社へ相談をしましょう。

3-2 住宅ローン残債がある場合の対応

 住宅ローンが残っている場合、売却代金で残債を完済できるかどうかが大きなポイントになります。まずは不動産会社に査定をしてもらい成約想定価格を知るべきです。残債が売却額を上回る場合は「任意売却」や自己資金で補填する方法を検討する必要があります。金融機関と早めに相談し、どのように残債を清算するのか明確にしておくことで、スムーズな売却が可能になります。

4. マンション売却前の整理と準備

 買主への印象を高めるためには「ホームステージング」の導入が効果的です。家具配置や照明調整、内装の簡易リフォームを行うことで、視覚的価値を向上させられます。また、管理組合から発行される「長期修繕計画書」や「管理費・修繕積立金の支払い状況」を提示できるようにしておくことで、マンション全体の管理状態をアピールできます。美観と管理体制の両面を整えることが、売却価格を最大化する要素となります。

4-1 室内の片付けと清掃で印象アップ

 内見時の第一印象は、マンション売却の成功を左右します。余計な家具や荷物を整理し、清掃を徹底するだけで室内の印象は大きく変わります。明るさや広さを演出できれば、買主に「住みたい」と思わせる効果が期待できます。

4-2 マンションの修繕やリフォームの検討

 マンション売却において、必ずしも大規模なリフォームが必要とは限りません。しかし、水回りやクロスの汚れなど、最低限の補修を行うことで、売却価格や成約スピードに良い影響を与えるケースもあります。修繕費用と売却価格アップのバランスを見極めることが重要です。

5. マンション売却に強い不動産会社選び

 不動産会社の選定では、単なる査定額の高さではなく「販売戦略」と「媒介契約の種類」に注目すべきです。専任媒介契約では売却活動の責任が一元化され、報告義務も明確になります。一方、一般媒介契約は複数社へ依頼できるため、広く市場にアプローチできます。また、過去のマンション売却事例や広告手法(ポータルサイト・チラシ・顧客ネットワーク)を比較し、自分の希望に合った戦略を提案してくれる会社を選びましょう。

5-1 仲介と買取の違いを理解する

 不動産会社に依頼する方法には「仲介」と「買取」があります。仲介は市場で買主を探す方法で、高値で売れる可能性がありますが時間がかかることも。一方、買取は不動産会社が直接買い取るため即現金化できますが、売却価格は市場価格より低めになる傾向があります。自分の状況に合った方法を選ぶことが重要です。

5-2 信頼できる不動産会社を比較検討する

 不動産会社によって得意な分野や対応力が異なります。複数社に査定を依頼し、査定額だけでなく担当者の説明の分かりやすさや実績を比較しましょう。特に「マンション売却の実績が豊富な会社」を選ぶことで、適切な販売戦略やPR方法を提案してもらえる可能性が高まります。

6. まとめ

 マンションを売却する前にやるべきことは多岐にわたり、基礎的な手続きの理解から始まり、市場相場の把握、資金計画、物件の整理・魅力化、そして信頼できる不動産会社の選定まで、どれも疎かにはできません。特にマンション売却は、戸建と違って「管理組合」「修繕積立金」「共用部分」といった独自の要素が影響するため、専門知識と情報収集が欠かせません。事前準備を徹底することで、売却価格の最大化とスムーズな取引進行が可能となり、安心して次のライフステージへと移行できます。売却を「一時的な取引」と捉えるのではなく、「資産形成の一環」として戦略的に進めることが、後悔しないマンション売却の秘訣です。

 流山市・東葛エリアのマンションを売却のお考えでしたら、流山市の相続相談窓口・不動産売却相談窓口『八幡地所株式会社』へご相談くださいませ。
 
八幡地所株式会社<br>代表取締役 渋谷秀昭

八幡地所株式会社
代表取締役 渋谷秀昭

Hideaki Shibuya

購入した自宅を売却の際、不動産売買に興味を持ち実体験を活かしたく不動産業へ転職。売買専門の仲介会社、建売分譲会社で不動産売買の営業スキルを習得後、地元の流山市で地域密着会社として父が起業した八幡地所株式会社へ移る。
更なる流山市の発展に貢献できるよう現在は代表取締役として不動産売買の宅地建物取引業をメインに建設業・損害保険代理業を勤しむ。
なかでも不動産売買の相談や売買にまつわるお金に関する総合的な生活設計を行うプランニング、相続鑑定士として価値ある不動産の相続の相談に注力しております。

【保有資格】
●宅地建物取引士
●相続鑑定士
●2級ファイナンシャル・プランニング技能士/AFP
●2級建築施工管理技士
●賃貸住宅管理業業務管理者
●損害保険募集人(火災・自動車・傷害)

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