1.令和6年1月29日時点の流山市消防本部・中央消防署は…
流山市の消防本部・中央消防署は現在、流山市三輪野山1丁目、県道5号線の流山街道沿いに所在しており、消防車や救急車が控えております。
※流山市ホームページ 消防・防災施設の消防本部・中央消防署より引用
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/institution/1004350/1004351
令和6年1月29日時点の消防本部・中央消防署は昭和49年に建築された築50年の建物です。私は昭和51年の生まれですから私が生まれる前から今の位置に所在しており長年にわたり消火・救急・救助と流山市を守り続けていただきました。
消防本部・中央消防署は小学校の社会科見学の一環などで、流山市内の小学生が消防車や救急車の見学や各設備品の説明など、学校の授業では見えない貴重な体験ができた消防署です。
2.移転先の流山市消防本部・中央消防署は…
昭和49年から流山市を守り続けてきた消防本部・中央消防署、新たな拠点とした移転先は流山市大畔、流山警察署の通りで流山市立おおぐろの森小学校の前が移転予定地となっております。
※流山市ホームページ 写真で見る、新消防庁舎!建設進捗状況アルバム
『令和4年8月、木材伐採完了』より引用
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/life/1003032/1003083/1037501
更地の奥にある3階建ての建物が『流山市立おおぐろの森小学校』、写真左手方向に流山警察署、写真右手方向は流山おおたかの森エリア(流山おおたかの森駅)、
こちらに流山市消防本部・中央消防署が令和6年12月に移転新築の予定となっております。
最新情報として造成工事の写真が流山市のホームページに掲載されております。
※流山市ホームページ 写真で見る、新消防庁舎!建設進捗状況アルバム
『令和5年4月造成工事』より引用
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/life/1003032/1003083/1037501
移転先は流山警察署の近くであり、テレビでも紹介された流山市立おおぐろの森小学校の前及び話題性に富んだ流山おおたかの森エリア側という点では、色々な角度から注目を集めメディアからの発信もある事でしょう。
3.流山市消防本部・中央消防署の移転の経緯
前述に記載の通り令和6年1月29日時点の流山市消防本部・中央消防署は、昭和49年に建築された築50年の建物により、老朽化が懸念されております。また流山市のホームページでは背景について下記のように案内文がございます。
『流山市では、つくばエクスプレス沿線において一体型土地区画整理事業が施行され、基盤となる都市計画道路、宅地等が整備され、特に流山おおたかの森駅周辺は乗換駅としてのポテンシャルの高さから、大規模マンションや商業施設、宅地分譲が急速に進展しています。
本市の人口もまもなく20万人を迎えるにあたり、救命救急の出動件数も年々増加傾向にあり、市民の安心安全を守るため、大規模災害への対応、消防隊の増員、装備・設備の更新および建物の高層化への備えが急務となっています。』
※流山市ホームページ 流山市消防庁舎建設基本計画の要旨より引用
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/life/1003032/1003083/1027420
※記事の内容は令和2年11月18日が更新日ですが、令和6年1月1日時点では総人口21万人超となっております。
人口の増加も進んでおり多くの市民の安全確保や災害時の救命など、消防の助けは必要不可欠です。移転する事で広いエリアの対応や、最新の設備や装備がある事で市民を守る幅が広がる事に大きな期待と安心ができますね。
4.流山市消防本部・中央消防署の移転予定地を見てきました!
おおたかの森エリアから流山警察署方面に車で走行して、下り坂の右手にあるおおぐろの森小学校、その前に柵で囲まれた一画が移転予定地です。
柵に覆われ敷地全体は見えませんが令和6年1月29日時点では建物の着工はしておらず、敷地内に重機があり着工の前段階の工事を行っている感じです。まだイメージは湧きませんが、話題性のあるおおたかの森エリア側であり流山市の中心部に移転する印象です。
新消防庁舎完成予定パース
※流山市ホームページ 写真で見る、新消防庁舎!より引用
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/life/1003032/1003083/1037501
地震や火災など…いつどこで起こるか分らない非常事態の際に、テレビなどで紹介されるようにレスキュー隊や消防隊の救助を待っている被災者が多くいらっしゃいます。一般人では分からない特殊な訓練を受けている隊員ですが、任務を遂行する姿は尊敬と感謝の気持ちで溢れる事と感じます。災害等は無い事が好ましいですが、もしもの場合に最前線で任務に当たる隊員の皆様が働きやすい施設と環境の整備があっても良いのかもしれません。
令和6年12月に移転予定、これから建築も始まり施設や設備が整備され、消防士を目指す憧れを持つ子供たちも完成が待ち遠しい事でしょう。