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流山市に新設される「市野谷小学校」「南流山第二小学校」の学区とは?

流山市に新設される「市野谷小学校」「南流山第二小学校」の学区とは?

1.「市野谷小学校」・「南流山第二小学校」新設の背景

流山市は近年テレビなどで紹介される機会も多くあり、色々な角度から注目を集め他県他市より移住の方が多くおります。中でも都内からの移住が多いかと個人的には感じます。

特につくばエクスプレス沿線の『流山おおたかの森駅』と『南流山駅』周辺は商業施設やマンション・戸建ての建築が進み、移住先として選ぶエリアとなっております。

その為、学校に通う児童数も必然に増加となり、既存の学校では教室数等の不足が予想され同エリアに小学校の新設をすることとなりました。

(1)市野谷小学校

【市野谷小学校基本計画】
流山おおたかの森駅周辺では、土地区画整理事業による宅地供給が進み、
大型マンションや戸建て住宅の建設により、通学対象となるおおたかの森小学校で児童数が増加しています。

本基本計画は増加する児童数に対応するため、市野谷地区に新設する(仮称)流山市立市野谷小学校(以下、市野谷小学校という。)の建設に向けた基本計画を策定するものです。
※流山市ホームページ 市野谷小学校について市野谷小学校基本計画
基本計画ファイル内の第1章 計画の目的と進め方 1計画の目的より引用
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/030/633/kihonnkeikaku.pdf

(2)南流山第二小学校

【南流山第二小学校の新設】
流山市では、つくばエクスプレスの開通に伴い、南流山駅南側(木地区)において、千葉県による土地区画整理事業が施行されています。大型マンションや戸建住宅の建設により、通学対象となる南流山小学校で児童数が増加しており、令和6年には大幅な教室不足が生じる見込みです。

南流山小学校における普通教室として利用可能な教室は49教室ですが、令和6年度には児童数が増加し、58学級となる見込みであり、分離新設小学校の計画が必要となります。
※流山市ホームページ「南流山第二小学校新設の経緯」の背景より引用
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/life/1001300/1001301/1039749/1041731.html

2.「市野谷小学校」・「南流山第二小学校」の所在地と学区は?

(1)市野谷小学校


※流山市ホームページ 「市野谷小学校について」より引用
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/life/1001300/1001301/1028661/index.html

市野谷小学校の住所は「流山市市野谷283番地」、おおたかの森小中学校より道路沿いを南西に(おおたかの森駅と反対側)約300m行った信号の角にあります。

※流山市のホームページ「学校施設だより~市野谷地区版~(特別号)」(令和3年6月1日発行)より引用
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/030/681/tokubetugou1.pdf

市野谷小学校への通学区域は

※流山市ホームページ「市野谷小学校の通学区域について」
6通学区域図(R4.7月 表記一部変更済)により引用
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/032/213/r6_ichinoya_gakkuzu_r050204.pdf

通学の許可区域として三輪野山4丁目と運動公園地区は、指定学校変更の手続きを行う事で市野谷小学校へ入学、通学ができるようになります。

市野谷小学校への許可区域(三輪野山4丁目)

なお、上記区域から市野谷小学校を卒業した児童については、おおたかの森中学校へ入学することができます。
※中学校の入学前に指定学校変更の申し立て手続きが必要になります。
※流山市ホームページ「市野谷小学校への許可区域の設定」より引用
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/life/1001300/1001301/1028661/1042972/1042973.html


※流山市ホームページ「市野谷小学校への許可区域の設定」市野谷小学校許可区域(三輪野山4丁目)より引用
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/042/973/ichinoya-miwanoyama4choume.pdf

市野谷小学校への許可区域(運動公園地区)

なお、上記区域から市野谷小学校を卒業した児童については、指定学校通りの中学校へ入学していただくことになります。
※流山市ホームページ「市野谷小学校への許可区域の設定」より引用
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/life/1001300/1001301/1028661/1042972/1042973.html


※流山市ホームページ「市野谷小学校への許可区域の設定」市野谷小学校許可区域(市野谷小学校許可区域(運動公園地区))より引用
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/042/973/ichinoya-unndoukouen.pdf



(2)南流山第二小学校


※流山市ホームページ 「南流山第二小学校について」より引用
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/life/1001300/1001301/1039749/index.html

南流山第二小学校の住所は「流山市南流山10丁目2番地の3」、現在の南流山中学校が南流山第二小学校に変わります。

※流山市ホームページ「南流山第二小学校新設の経緯」より引用
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/life/1001300/1001301/1039749/1041731.html

南流山第二小学校への通学区域は

※流山市ホームページ「南流山第二小学校の通学区域について」6通学区域図より引用
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/039/755/r6_minaminagareyama_gakkuzu.pdf

現在の南流山小学校へ通学区域の一部が南流山第二小学校の通学区域になります。


3.「市野谷小学校」・「南流山第二小学校」に通学となる心配な事

市野谷小学校・南流山第二小学校の新設に伴い、通わせたいと考えていた小学校に行けなくなる事態は生じます。市野谷小学校はおおたかの森小学校、南流山第二小学校は南流山小学校のそれぞれの児童数を減らす形で新設する小学校です。おおたかの森小学校や南流山小学校に通わせたく学区内に引越しして来た方や、ゆかりが深く通わせたいと思っていた方にとっては正に寝耳に水です…。

また、通学路も変わる事になり道路や交差点、信号を渡る事が無かったはずが、新設校に通学の場合、道路の横断や車の交通量が多い道路を通る事になる場合もあります。もちろん逆のパターンもありますが、今までが安全と感じる通学路から危険が潜む通学路になると親の不安も大きいです。一例ですが高齢ドライバーや飲酒運転による通学時間帯に車が児童に衝突する事故がNEWSにもなるように、100%安全な通学路はないかもしれませんが、危険と感じる通学路は避けたいと思うのは必然ではないでしょうか。

4.不動産会社からみる学区変更

冒頭にも記載しましたが流山市は色々な角度から注目をされており移住者が多くいらっしゃいます。その中でも、○○小(中)学校に通わせたいからや、小(中)学校が近く予算に合った物件(賃貸と売買)により移住を決めた方は多くいる事でしょう。

実際に私のお客様でも学区限定や学校の指定こそ無いものの、小(中)学校が近いなら駅近を諦めた方はいます。ところが児童数の増加や教室の確保が難しいなどの理由により、行きたい小学校に入学が出来ない事や、在学中でも小学校の変更が実際に起きております。逆のパターンもありまして小(中)学校まで遠かった立地が、新設や移転により目の前の小(中)学校に通学となる事もあり、これも私のお客様でもありました。
また、物件の条件は整っておりましたが、これから入学を迎える小学校が徒歩20分超になった事象にご本人の親御さんから反対された実例もあります。

小(中)学校の新設や移転によりプラスになる方もいれば反対にマイナスになる方もおり、一概に良かったとは言えない複雑な事情があります。小中学校へ通学の9年間は物件を決めるひとつの条件として必須になりつつある傾向であり、入学前や在学中に学区変更となり小(中)学校が変更されては、やりきれない気持ちになります。

賃貸や売買を業務としている不動産会社は、お客様の家族構成に応じて保育園や幼稚園、小(中)学校の各種状況を調べて接客に臨んでおり、最新な情報提供は行える存在です。更に地域密着の地元の不動産会社であればエリア内の状況変化に敏感であり、より一層くわしい情報を持っており、お役に立てる存在でしょう。

ちなみに当社・八幡地所株式会社は流山市の不動産売買に特化した地域密着の地元の不動産会社です。
新生活のお手伝いをさせていただきますので、お困り事がありましたらぜひ当社を頼ってくださいませ。
八幡地所株式会社<br>代表取締役 渋谷秀昭

八幡地所株式会社
代表取締役 渋谷秀昭

Hideaki Shibuya

購入した自宅を売却の際、不動産売買に興味を持ち実体験を活かしたく不動産業へ転職。売買専門の仲介会社、建売分譲会社で不動産売買の営業スキルを習得後、地元の流山市で地域密着会社として父が起業した八幡地所株式会社へ移る。
更なる流山市の発展に貢献できるよう現在は代表取締役として不動産売買の宅地建物取引業をメインに建設業・損害保険代理業を勤しむ。なかでも不動産売買の相談や売買にまつわるお金に関するプランニングと総合的な生活設計を行うプランニングに注力しております。

【保有資格】
●宅地建物取引士
●相続鑑定士
●2級ファイナンシャル・プランニング技能士/AFP
●2級建築施工管理技士
●住宅ローンアドバイザー
●賃貸住宅管理業業務管理者
●損害保険募集人(火災・自動車・傷害)